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【ブギウギ】圧倒的なのは、やはりスターオーラ抜群の蒼井優。翼和希のかっこよさとデレ可愛さ

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田幸和歌子

1日の楽しみは、朝ドラから! 数々のドラマコラム執筆を手がけている、エンタメライター田幸和歌子さんに、NHK連続テレビ小説、通称朝ドラの楽しみ方を毎週、語っていただきます。毎朝元気をもらえる作品になりそうな「ブギウギ」が始まりました。より深く、朝ドラの世界へ!

【ブギウギ】圧倒的なのは、やはりスターオーラ抜群の蒼井優。翼和希のかっこよさとデレ可愛さ

「ブギウギ」第15回より(C)NHK

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【ブギウギ】違和感ゼロ!超絶巧い子役・澤井梨丘から、本役の趣里へ

足立紳・櫻井剛脚本×趣里主演の109作目のNHK連続テレビ小説(通称「朝ドラ」)『ブギウギ』の第3週「桃色争議や!」が放送された。

今週は「才能」を軸とした展開だったことから、朝ドラ前作『らんまん』を思い出した視聴者も多かったことだろう。

昭和8年、梅丸少女歌劇団(USK)は人気劇団となり、スズ子(趣里)は「教育係」として奮闘する中、世界恐慌の波が忍び寄っていた。

USKに花咲少女歌劇団から秋山(伊原六花)が移籍して来たことで、不穏な空気が流れ始める。

大和礼子(蒼井優)は、USKを引っ張り上げるため、演出に挑戦。秋山と同じ男役の桜庭(片山友希)は才能の違いを感じ、USKを辞めると言い出すが、スズ子は逃げても良いと言い、どうにもならないことはある、勝てないことはあると共感を示す。

それでもスズ子が辞めない理由を桜庭が聞くと、スズ子は歌って踊ることが好きで好きで仕方ないから、と答える。すると、そんなスズ子の正直さに触発されたように、桜庭も、自分も歌や踊りが好きなこと、抜かれるのが悔しくて仕方がないことを涙ながらに話す。すると、梅丸の看板スター・大和までもが共鳴する。

「私だって、どうにもならないことがある!」。誰も辞めさせたくない、みんなで楽しくやりたい、みんな続けて欲しい、辞めないで欲しい、と。

その思いを受け止めた橘アオイ(翼和希)は「永遠に修行や! 楽しい修行や!」と呼びかけ、スズ子が「嫌やなあ、永遠に修行は嫌やなあ」と受け、全員笑顔でのラインダンスに挑む。

しかし、大熊社長(升毅)は、賃金と人員の削減を断行。大和は解雇の撤回と賃金・休暇を含めた嘆願書を会社に提出し、それは「桃色争議」として新聞でも報道される。

スズ子ら一部中心メンバーに一時金を渡し、嘆願書を取り下げさせようとする会社と、団員たちの溝は深まるばかり。そんな中、ストライキを決意する大和と、お客様が大切だと言う橘は意見が対立してしまう。

しかし、大和が自分の進退をかけて、後進たちのために交渉に挑む思いを知った橘は、先んじて会社に話し合いを求めることに。それは聞き入れられず、スズ子が飛び込み、嫌なことは嫌だと言える人間にならないといけないと熱弁をふるうと、大和が引き継ぐ。

「自分を大切にできない人間に、お客様を大切にできません」

会社との交渉は決裂。大和は橘に「ありがとう」と伝え、ストライキを敢行する。

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