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中道あんさん流 2024年は「稼ぐ」「貯める」「増やす」「守る」4つの力を伸ばしたい

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中道あん

④売却すると、非課税枠は復活
とはいえ、長い人生、どこかでお金が必要になったり、想像以上に利益がでたら売るタイミングが出てきます。私も旧NISAを不動産投資物件の購入費用のため一旦すべて売却した経験があります。例えば、Aファンドに100万円投資していて残り1700万円の枠が残っていたとします。1年後うまく利益が出たので、利益と合わせ150万円で売却したとしても、投資枠100万円が復活して1800万円に戻り、投資枠が再利用できます。

投資枠はあくまで取得価額で利益は関係ありません。(※売却した商品の取得価額分が新たなな投資に利用できるのは翌年以降です)。こういう売ったり買ったりが自由にできるところがスゴイ!(※1月に復活した枠があったとしても年間360万円を超えての利用はできません)。

このように、美味しいところだらけの新NISAですが、やはり投資なので損益になる可能性だってあります。だから、20代から40代の人が10年から20年かけてする長期投資だと思います。60歳の私は70歳までの10年で新NISAを活用して投資し、70歳時点から売却しながら生活費に充てようかと考えています。

最後に
⑤損しない投資銘柄を買うこと
投資に「絶対はない」のですが、危ない橋を渡らなければ、大きくは勝てなくても負けることはないというのが私の考えです。ただし、個別の株に関しては上がるか下がるかなんて、本当に分からないので、おススメできません。

私の個人的な考えでは、日経平均株価やS&P500など指数に連動した投資、「広く分散された株式インデックスファンド」で長期投資することです。ということで、年末に「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」でつみたて投資に予約申し込み完了しています。

まだ証券口座を持っていない人は、SBI証券か楽天証券から選ぶといいです。手数料の安さ、サイトの見やすさからずっとSBI証券を利用しています。NISAについてもこのサイトで情報収集しています。

という神改正の新NISAですが、恩恵を受けた分、もしかして増税になったりするかもしれません。そうなったら、NISAはしてないわ、増税だわでは「損するだけの人」になってしまいます。なので、今年はお金の使い方を見直して、無駄使いを減らした分で新NISAを検討してはどうでしょう。

※投資では、元本割れする可能性があるので、運用は十分に気をつけて行いましょう。この記事はつみたてNISAに関して解説したものです。特定の金融商品や運用方法の推奨、投資アドバイスなどを目的としたものではありません。ご自身の判断で行ってください。

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