私らしく生きる 50代からのマチュア世代に

人気記事ランキング 連載・特集

やせたい50代におすすめの朝ごはん2選。【ツナサンド】ともうひとつは?【ダイエット】

公開日

更新日

望月理恵子

朝のツナサンドで集中力アップ! 余分な脂肪も代謝する

朝食がパン食の人なら、ツナサンドがおすすめです。ツナサンドもたんぱく質と炭水化物をセットでとれるので、体内時計をリセットする朝食にぴったりです。

それに加えて、ツナは魚油の有用成分であるオメガ3系脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)をとれる点でも二重丸。鮭缶、さば缶を使ってもいいでしょう。

DHAやEPAは脳を活性化させて、記憶力や集中力、判断力を高める働きがあることも知られています。脳の血管の老化を防ぎ、心疾患のリスクを低下させるなど、生活習慣病予防、認知症予防などにも一役買ってくれる成分です。

さらにDHAやEPAは中性脂肪やコレステロールを低下させる作用があります。

中性脂肪が高くなると、肝臓などに内臓脂肪を蓄積させて太りやすくなり、コレステロールの増加は動脈硬化や血栓の原因になりますが、DHAやEPAは、余分な脂肪を代謝して、肥満、動脈硬化の予防や改善に威力を発揮してくれます。

DHAやEPAは、夜よりも朝に吸収率が高くなり、脂質代謝能力がアップし、血液中や肝臓の中性脂肪が低下することがわかっています。

朝からお肉を食べるのが太りにくい体をつくるための基本

朝食にお肉を食べていますか?
朝から肉なんてムリムリ……という声が聞こえてきそうですね。

朝から肉をおかずに食べる人は少ないようですが、肉はたんぱく質が効率よくとれるので、朝に意識して食べたい食品なのです。

日本人は、朝のたんぱく質摂取量が少ないことがデータから明らかになっています。

たんぱく質は、3食均等に食べるほうが筋肉になりやすいことがわかっています。筋肉をつければ消費エネルギーが増えて、自然に基礎代謝が上がり、太りにくい体をつくることができます。朝、昼、晩の毎食、たんぱく質食品(肉、魚、卵など)を手のひら1枚分ずつくらいとるのが理想的です。とくに、たんぱく質が不足しがちな朝の時間に、肉をとることをおすすめします。

BLTサンド、ツナサンドをはじめ、目玉焼きならベーコンエッグにしたり、ソーセージを添えたりするのもいいですね。

朝食でたんぱく質を効率的にとることは、筋力維持はもちろん、サルコペニア(筋力低下)やフレイル(虚弱)の発症、重症化の予防につながります。


※この記事は『やせる時間に食べてみた!』望月理恵子著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

※2023年2月25日に配信した記事を再編集しています。

★あわせて読みたい★

【ダイエット】もう少し体重を落としたい人は、緑茶を飲むタイミングを変えるといい ダイエット中のランチに食べたいお肉とは?お腹ぽっこり解消におすすめ 3か月で自然に痩せていく!「3勤1休ダイエット」を始める前におさえる4つのこと

やせる時間に食べてみた!

望月理恵子著
主婦の友社刊

お金も根性もいらない、ラクに自然にやせていく、しかも体調がよくなり、やる気も出る、いいことづくめの最新科学の健康法

※「詳細はこちら」よりAmazonサイトに移動します(PR)

詳細はこちら

PICK UP 編集部ピックアップ