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その生活習慣が【おばさん臭】を加速させているかも…見直すべき8つのポイントとは?

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ゆうゆう編集部

高温多湿の日本の夏は、毎日が汗との闘い。いつもよりニオイが気になるこの季節、今日からできる即効テクニックで、ニオイケアを始めましょう。

今すぐ始めたい【おばさん臭】対策。清潔さをキープする名品【12選】を公開!

お話を伺ったのは
関根嘉香さん・東海大学理学部化学科教授

せきね・よしか●1966年生まれ。慶應義塾大学大学院理工学研究科修了、理学博士。
日立化成工業勤務を経て、2000年に東海大学へ、11年から現職。大気環境やシックハウス症候群の予防・改善に関する研究を通して、人体の皮膚から発せられる生体ガスに着目。現在は主に、その分析と情報伝達機能に関する研究に従事。

関根嘉香さんの最新刊『皮膚ガスのはなし 体臭は心と体のメッセージ』朝倉書店 2750円

生活習慣を見直す!

「加齢臭の発生源は皮脂なので、皮脂の分泌を増やす食生活や、皮脂を酸化させてしまう行動を控えると、それがそのままニオイ発生の抑制につながります。複合的なニオイの原因となる汗やストレスを軽減することも、体臭の発生を減らす方法のひとつ。生活を整え、自律神経の乱れを正すことが、ニオイケアへの第一歩です」

ポイント① 適度な運動習慣で汗を流すことも大事

入浴と同様、日頃から適度に運動をし、汗を流す習慣をつけておくと、ふとしたときに出る汗のニオイが控えめに。暑い夏もクーラーがかかった部屋にこもらず、涼しい時間帯を選んでウォーキングなどに出かけて。

ポイント② ストレスは上手に発散して「疲労臭」を阻止

加齢臭とは別に、筋肉や肝臓、メンタルが疲れたときに体の中から発生するのが、「疲労臭」と呼ばれるアンモニアのツンとしたニオイ。生活リズムを整え、疲れを感じたら適度に心と体を休ませることが、体臭を抑えることにつながる。

ポイント③ たばこやお酒の飲みすぎはニオイのもとに

たばこは体内の活性酸素を増やすため、皮脂の酸化を促す要因に。また、お酒は基本的に糖質なので、とりすぎると皮脂の分泌を増やしてしまうことにつながる。体臭が気になっている人は、できるだけこのふたつの量を控えるのがベター。

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