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電源コードが“ある”と“ない”では大違い!「私のコードレス掃除機の歴史」から出たコードレス掃除機の結論。今注目の秘密兵器はコレ

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佐藤ゆかり

「掃除が大変」「掃除機を出すのが面倒」……。それは掃除機にも問題があるのかも!? 従来の電源コードがついた掃除機から、コードがないコードレス掃除機に変えるだけで掃除のストレスが半減すること請け合いです。2台目はコードレス、階段をコードレスなど、暮らしに合わせて取り入れても。

コードなければ掃除がラクに

電話やアイロンやドライヤーなど、家電はコードレスタイプが人気です。掃除機もしかり。充電できるバッテリー使用で、本体に電源コードがついていない「コードレス掃除機」を使っている人が増えているといいます。

実は私も、そのひとり。私がコードレス掃除機に興味を持ったのは6~7年ほど前のことです。
それまで使っていた電源コードありのキャニスター型掃除機が壊れ、新しい掃除機が必要になりました。

そんなとき、ショップ&オフィスが入ったビルや空港でコードレス掃除機を使っている清掃の人を見かけました。彼らが手にしている白い掃除機の横面には「makita」の文字が。電源コードがなく、どこでもスイスイと小回りよく動く様子に感激し、「次はマキタにしよう」と思いました。

そんなわけで、最初に購入したのはマキタのコードレス掃除機「充電式クリーナ CL106FD」です。

makita CL106FDSHW

これが素晴らしい! フル充電した外付けバッテリーを掃除機の上部に取り付けるだけでOK。軽くてスイスイと動かせます。電源コードで掃除範囲が狭まったり、コードが邪魔で掃除機が動かしにくくなったりするストレスはなし。リビングの掃除が終わったらコンセントから電源コードを抜き、掃除機を抱えて寝室へ……などキャニスター型掃除機では不可欠だった手間も必要ありません。
「コードがないってこんなにラクなのか!?」と思いましたし、「もっと早くコードレスにすればよかった」と後悔もしました。

それは私だけではないようです。「電源コードがないと掃除がラク。掃除が億劫じゃなくなった」と言った人がいました。また、二階建ての一軒家に住む友は「キャニスター型掃除機を持って階段を上り下りするのが重労働。掃除機はコードレスに限る」としみじみ語っていました。

二台目はパワー重視で

一方で、コードレス掃除機は従来の電源コードがついた掃除機と比べてパワーが今ひとつという不満を漏らす人も。実際、「コードレス掃除機は、従来のものより汚れがとれない」「フローリングはいいけれど、じゅうたんは……。パワーのあるキャニスター型に戻そうかな」という声が少なくありません。

私も、それまでの掃除機と比較してパワー不足を感じていました。でも一度コードレス掃除機の便利さを知ったら、もうもとには戻れません。

というわけで、コードレス掃除機のバッテリーが故障した昨年(2021年)、今度はパワー重視で二台目のコードレス掃除機を購入しました。

それがダイソンのコードレス掃除機「DYSON V8 SLIM FLUFFY EXTRA」です。
これがパワフル! ホコリもゴミもグイグイと吸い込まれていくのを実感していますし、「コードレス掃除機も進化している。もはやパワー不足は解消されている」とも思いました。しかもフル充電で40分も連続して掃除ができ、掃除中にパワーが落ちるストレスもありません。本体の取っ手を引き上げるだけでゴミ捨てができる手軽さもいいです。

DYSON V8 SLIM FLUFFY EXTRA

軽さとパワーを両立

ただし、購入した掃除機は少々重かった……。本体2.15㎏(品番によって異なります)ですが、パイプなどをセットするとやはり重く感じます。その分、安定感はありますがトリガースイッチを押さえる指や腕の疲れは否めず、「今はいいけれど……。年齢を重ねると、掃除が辛くなるかも」と思っているのも事実です。

そこで、次の掃除機として注目しているのが日立の「ラクかるスティックPV-BL1J」(オープン価格。編集部調べ2万6200円・税込)です。

重さは本体・延長パイプ・ヘッド・電池を合わせ、なんと驚異の1.1㎏! パイプやヘッドをつけても片手でラクラク使え、片手でヒョイっと持ち上げられる軽さです。しかもハイパワーのファンモーターを採用し、小型・軽量と強力パワーを両立した優れものとか。髪の毛などがからまりにくいうえ水洗いができる「からまんブラシ」、床や壁際のゴミもしっかり集塵する「自走コンパクトヘッド」など使いやすさを追求しているのもうれしい。もちろん、スイッチひとつでゴミが捨てられます。

日立ラクかるスティックPV-BL1J

紙パック式のコードレス掃除機も

また、ゴミの集塵方法として紙パック式を採用したコードレス掃除機も増えています。
そのひとつがマキタの「充電式クリーナ CL107FDSHW」(標準小売価格2万3870円・税込)です。

makita CL107FDSHW

これは本体とバッテリーを合わせて1.1㎏(ノズルやパイプを除く)の軽量ボディに、すき間のゴミもしっかり吸い込むパワフル吸引を実現したもの。約22分でフル充電となる手軽さもよく、フル充電で標準モード約25分・パワフルモード約10分の連続使用ができます。特筆すべきはゴミ捨ての方法です。本体のフロントにゴミを集塵する紙パックを設置して掃除するだけでOK。ワンタッチで紙パックのカバーがオープンし、手も周りも汚さずにポイとゴミを捨てることができます。

邪魔な電源コードがないと、掃除がラクになること請け合い!

ただし、コードレス掃除機はさまざまです。以前に取材した家電の専門家が「掃除機は店頭で実際に使ってみて購入したほうがいい」と教えてくれましたが、まさにその通り。掃除機は実演的に使える家電店が多いです。メーカーや品番によって重さもパワーも使い勝手もゴミ捨ての方法も違うからこそ、まずは店舗で試してみてはいかがでしょう。実際に使ってみて、自分に合ったものを購入しませんか。

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