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【ラストマン第5話】心太朗(大泉洋)と皆実(福山雅治)の過去が少しずつ明らかに! 心太朗の父の謎にも注目

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田幸和歌子

ナオン殺害の事件現場に残されていた料理の数々によって、心太朗たちは真犯人へとたどり着く。ナオンが本当は全く料理ができなかったこと、ナオンの愛犬の足にスパイスの効いたドレッシングが付着していたことなどから、“スパイスの女王” 青嶌による犯行だと判明。フォロワー数で勝てなかった恨みによる犯行だった。

連行されながら、カナカナにどうして勝てなかったのかと嘆く青嶌。二人の差について、心太朗はこう語る。
「(青嶌の料理は)美味しいと思いますよ。でも毎日食べたいとは思わなかった。カナカナさんのお弁当は毎日食べたいと思いました」

様々な国のスパイスを駆使し、いわゆる“映える”料理を作っていた青嶌に対して、カナカナは娘のために一見普通にも見える弁当を作っていた。確かに、映えることだけを意識した料理より、日常の食事として愛されるのは後者のタイプなのかもしれない。

しかし、皆実は、カナカナのインスタを更新していたのが本人ではなく、娘の雲母であることを見抜く。出て行ってしまった母の目に留まるために、弁当をアップし続けていたのだという。

また、今週は心太朗・皆実それぞれの親についての過去が少しずつ明らかになってきた。殺人犯の父を持つ心太朗。そして、強盗殺人犯に両親を殺された皆実。皆実が盲目になったきっかけも、その事件によるものだという。

2人の過去に何か関連性がありそうだと、つい疑ってしまうような展開だ。回想シーンでは優しそうに見える心太朗の父が、殺人を犯すようになってしまった経緯について要注目である。

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