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名書店員に聞く【おすすめの本】3選。魅力的な登場人物にはまるシリーズ小説&マンガ

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ゆうゆう編集部

全国各地の名書店の書店員さんに、おすすめの本を教えていただきました。第6回は千葉県にある「KaBoS (かぼす)ららぽーと柏の葉店」。お店の魅力もたっぷり語っていただいています。

第1回はこちらをどうぞ。名書店員に聞く【おすすめの本】3選。感動を呼ぶ実話小説、大人が読みたい絵本など

【KaBoS(かぼす) 】ららぽーと柏の葉店

店舗の入る「ららぽーと柏の葉」は、つくばエクスプレス・柏の葉キャンパス駅の西口にある。

千葉県柏市若柴175 
☎︎ 04-7168-1760
営業時間:10〜21時
https://www.katsuki-books.jp

お話を伺ったのは
福田慎吾さん

神奈川県の「KaBoS 宮前平店」での3年間、「同 あざみ野店」(現在は閉店)での2年間の勤務を経て、2006年、「同 ららぽーと柏の葉店」の店長に。

2020年7月、店舗を大幅にリニューアル。その際に新たに設置した児童書コーナー内の遊び場。

「量より質」で勝負する地域密着型の書店

福井県を中心に、石川県、首都圏で全22店を展開する「勝木書店」グループ。千葉県内の唯一の店舗「KaBoS ららぽーと柏の葉店」は、柏の葉キャンパス駅前の商業施設「ららぽーと柏の葉」1階にある。

「ららぽーと開業時にテナントとなり、以来17年。地元の方を中心に足を運んでいただいています」

店長の福田慎吾さんは、開店時に店長として赴任。当地での一人暮らしの後に結婚し、二人の子どものパパとなった。そんな経験からも、児童書売り場にはこだわりをもつ。

「本が汚れるのを防ぐため、児童書にシュリンク(透明のフィルム)をかけるお店が多いのですが、中身を見てほしいので、シュリンクがけをいっさい行っていません。また、児童書コーナーには、遊び場を設置。お子さんが『KaBoSに行こうよ』と、親御さんやおじいちゃん、おばあちゃんを誘って来てくれるような、楽しいお店を目指しています」

隣の駅や同じ柏市内には、大型の書店が数店あるという。

「パパ友などから『本が多すぎて、子どもにどの本を選んでいいかわからない』という声を聞きます。近隣の書店さんには、広さも冊数もかないませんので、うちは『量より質』で勝負。いいと思う本をある程度絞って置いた中から、お客さまに選んで買っていただけたらと思います」

今回、福田さんがおすすめ本のテーマに選んだのは、「魅力的な登場人物にはまるシリーズもの」。

「私は各シリーズの既刊を読み尽くしているので、これらの1巻目を購入する方を見かけると、『ここから楽しい時間が始まり、続いていくのだなぁ』と、うらやましくなります(笑)。どの作品も、登場人物の人間味や複雑に絡んだ人間模様に、はまること間違いありません!」 

勝木書店グループの書店員が選んだ 「KaBoSコレクション」

勝木書店グループスタッフいちおしの文庫が集められたコーナー。この10作の中で、9月1日〜10月31日に最も売れた作品が、11月1日(本の日)に「KaBoSコレクション2024金賞」として選ばれる。

KaBoSコレクション2024ノミネート作品の一つ『雪の花』吉村 昭/著(新潮文庫)

こちらも同様の『うつくしい子ども』石田衣良/著(文春文庫)

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