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たんぱく質もとれる【コーヒーダイエット】のアレンジとは?

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マチュアリスト編集部

工藤孝文先生が考案し、自身も25kgの減量に成功した「緑茶コーヒーダイエット」は、1日3杯、食前に緑茶コーヒーを飲む、というダイエット法でした。今回は、健康ダイエットに最適なアレンジレシピを紹介しましょう。コーヒーにおからを足した、おからパウダーコーヒーと、豆乳を足した豆乳コーヒーです。

★工藤先生の緑茶コーヒーダイエットはこちら★

1日3回飲むだけ【緑茶コーヒーダイエット】。医師・工藤孝文さんが考案!

低脂肪&低カロリーだから健康ダイエットに最適

コーヒーには「アディポネクチン」を増やす作用がありますが、おからにも同様の作用があります。

コーヒーにはニコチン酸などの成分により、ご長寿&脂肪燃焼ホルモンとも呼ばれる善玉ホルモンのアディポネクチンの分泌を増やすとされています。

一方、おからの大豆タンパク質に含まれる成分「βコングリシニン」も、同様にアディポネクチンを増やすとされています。現状ではおからをどのくらい摂取すればアディポネクチンが増加するのかは明らかになっていませんが、おからパウダー換算で1日120gを4~12週間摂取すると中性脂肪や内臓脂肪が減少することが研究により実証されています。

つまり、おからとコーヒーを組み合わせた「おからパウダーコーヒー」は、コーヒーとおからの成分のW効果でアディポネクチンをもっともっと増やせるというわけです。

おからパウダーを1日120g摂取することは現実的ではありませんが、工藤先生は、「おからパウダーコーヒーを1日1杯以上飲むだけでも十分効果がある」と分析しています。

いつ飲んでもOKですが、特に朝食前に飲むのがおすすめ。おからは食物繊維がたっぷりで腸の中でふくらむため、腹もちがよく食べすぎ防止につながり、なおかつコーヒーのカフェインには覚醒作用があり、目覚まし効果も得られるからです。

また、「残ったおからはスプーンですくって食べること」「おからの摂取は少量でも続けることが大事なので、多くても1日25g(おからパウダーコーヒー5杯分)にすること」がコツだと工藤先生は言います。

そして、おからを含めた大豆製品には、体の細胞をつくるために欠かせない良質なタンパク質が豊富に含まれています。大豆タンパク質は、肉の動物性タンパク質と比べると低カロリーで、食物繊維が豊富に含まれているのが特徴です。

さらに、乳がん予防などに働く「大豆イソフラボン」、老化や肥満を防ぐ「大豆サポニン」、美肌効果や認知症予防に働く「脂質(レシチン、リノール酸)」、善玉菌のエサとなる「大豆オリゴ糖」など、健康や美容に有効な成分が多数含まれます。ビタミン・ミネラルも豊富です。

おからとコーヒーは、合わせることでよりいっそうの健康効果を得ることができるのです。おからは苦手と感じたら、「豆乳コーヒー」を試してみましょう。豆乳は大豆をゆでてすりつぶしたしぼり汁。大豆の成分をしっかり摂取できます。

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