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【コーヒーダイエット】コーヒーと高カカオチョコの合わせ技とは?医師が伝授

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マチュアリスト編集部

工藤孝文先生が考案し、自身も25kgの減量に成功した「緑茶コーヒーダイエット」は、1日3杯、食前に緑茶コーヒーを飲む、というダイエット法でした。今回は、コーヒーとカカオの合わせ技をご紹介しましょう。Wのポリフェノールで体を守り、便通も良好に。高カカオチョココーヒーです。

★工藤先生の緑茶コーヒーダイエットはこちら★

1日3回飲むだけ【緑茶コーヒーダイエット】。医師・工藤孝文さんが考案!

コーヒーにチョコを足し、甘みとカカオの成分を得る

コーヒーに甘みを足したいときに活用したいのが、カカオ分70%以上の高カカオチョコです。スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで販売されています。

カカオの健康成分の中心となるのは「カカオポリフェノール」。コーヒーにもポリフェノールの一種「クロロゲン酸」が多く含まれますが、高カカオチョコは植物食品の中でもポリフェノール量がトップクラス。その含有量は100gあたりコーヒーの約9倍、赤ワインの約5倍にあたります。コーヒーと高カカオチョコをいっしょにとれば、ポリフェノールを一気に吸収できるというわけです。

「カカオプロテイン」もカカオの注目成分です。消化されず大腸まで届く難消化性タンパク質で、老廃物を腸から出して腸内環境を改善する作用があります。

カカオの成分研究は多くの機関で積極的に行われていますが、たとえば「蒲郡スタディ」(※)では、カカオポリフェノールが「血管の炎症を抑えて血流をスムーズにし、高血圧の予防・改善に作用する」「増えすぎた活性酸素を除去し、動脈硬化をより強く引き起こす『超悪玉コレステロール』の発生を防ぐ」ことが明らかになりました。

これらの作用によって血管が柔軟になり、脳卒中、心疾患のリスクを減らし、がん予防にも有効に働くことが期待されています。また、同機関によりカカオプロテインが腸内環境を改善するほか、「排便回数、便色(便臭)、便量が改善する」ことなども報告されています。

※2014年6月~、45歳~69歳までの374名を対象に、愛知県蒲郡市・愛知学院大学・株式会社明治の産学官共同で行った研究。通称「蒲郡スタディ」。

組み合わせ方(飲み方)は、コーヒーに高カカオチョコを混ぜてとかす「高カカオチョココーヒー」がお手軽。ポリフェノールは体内にとどまりにくいので1日数杯、時間を空けて飲むのが理想的です。

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