私らしく生きる 50代からのマチュア世代に

人気記事ランキング 連載・特集

【50代からやるべき防犯】老親にも教えたい!「電話」でやってくる詐欺への対策とは?

公開日

更新日

マチュアリスト編集部

「電話」でやってくる詐欺対策

非通知には出ず、怪しいと思ったら切る。迷惑電話のブロックや詐欺対策機能つきの電話にかえるのも手。

対策【A】常に留守番電話にし、声を聞いてから出る

電話でやってくる詐欺対策の基本は、常に留守番電話に設定するということ。知っている人からの電話だった場合に出るか、もしくはかけ直すようにしましょう。

対策【B】詐欺対策機能つきの電話でブロックする

さらに「この電話は防犯のために録音をしています」と冒頭に流れるものや、途中で迷惑ボタンを押せば自動音声が流れるものなど、詐欺対策機能がついた電話を利用するのもよいでしょう。

対策【C】銀行口座や暗証番号はむやみに人に教えない

最初はマイナンバーが漏れているという連絡でも「○○のために手数料が発生します」とお金の話が出たら、ほぼ100%振り込め詐欺です。心配な場合は相手の連絡先を聞いてから、市役所や警察などで確認をしましょう。

対策【D】チケット現物が手元にあるか写真で確認をする

なかなか入手できないイベントのプラチナチケット。電話で勧誘してくる10口100万円といった高額のものは完全にチケット詐欺です。知人同士の売買でも要注意。チケットが実際にはなく、チケットの写真を使い回しているかも。スマホの日付画面など、日時がわかるものと一緒に撮った写真を送ってもらって確認しましょう。

対策【E】オレは本当に本人か必ず確認する

家族であっても顔を見ずにお金を振り込んではいけません。これが基本中の基本。どうしても会えないなら本当に息子や娘、孫からの電話なのかを必ず確認することが大事です。日ごろから家族だけの合い言葉を決めるのもよいでしょう。

警察や弁護士、銀行を名乗る場合も、連絡先を聞いて、「折り返し電話をします」と切り、必ず家族や周囲に確認をしましょう。

※この記事は『60歳から絶対にやるべき防犯の基本』京師美佳監修(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

★あわせて読みたい★

【50代からやるべき防犯】「街角」が入り口の詐欺にあわないためには? 【50代からやるべき防犯】「玄関」からやってくる詐欺とは?
監修者

防犯アドバイザー、犯罪予知アナリスト

京師美佳

元警察署長の父と刑事の姉をもつ防犯のサラブレッド。
2005年、京師美佳セキュア・アーキテクト設立。
2009年、 一般社団法人全国住宅等防犯設備技術適正評価監視機構理事就任。
セキュリティ全般の知識を生かして、建物の防犯診断、防犯プロデュースなど幅広く活動。Yahoo!ニュース公式コメンテーターや、テレビの情報番組やニュース番組など、メディアにも多数出演。
これまで受けた相談、診断は7000件以上。
講演、YouTube防犯チャンネル、TikTok防犯教室などでの啓蒙活動も行い、YouTube再生64万回、TikTok再生170万回の動画では、若年層からの視聴も多い大人気コンテンツとなっている。
『防犯アドバイザー 京師美佳の 安心生活をつくる自己防衛の心得35ヶ条』(Sweet Thick Omelet発行、2012年)など著書多数。

元警察署長の父と刑事の姉をもつ防犯のサラブレッド。
2005年、京師美佳セキュア・アーキテクト設立。
2009年、 一般社団法人全国住宅等防犯設備技術適正評価監視機構理事就任。
セキュリティ全般の知識を生かして、建物の防犯診断、防犯プロデュースなど幅広く活動。Yahoo!ニュース公式コメンテーターや、テレビの情報番組やニュース番組など、メディアにも多数出演。
これまで受けた相談、診断は7000件以上。
講演、YouTube防犯チャンネル、TikTok防犯教室などでの啓蒙活動も行い、YouTube再生64万回、TikTok再生170万回の動画では、若年層からの視聴も多い大人気コンテンツとなっている。
『防犯アドバイザー 京師美佳の 安心生活をつくる自己防衛の心得35ヶ条』(Sweet Thick Omelet発行、2012年)など著書多数。

60歳から絶対やるべき防犯の基本

京師美佳監修
主婦の友社刊

防犯アドバイザーとしてマスコミでおなじみの京師美佳さんが、「防犯対策をしないという選択肢はない!」というスローガンのもと、簡単で、すぐできて、しかも安価な防犯術を紹介。

※「詳細はこちら」よりAmazonサイトに移動します(PR)

詳細はこちら
この記事の執筆者

PICK UP 編集部ピックアップ