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【韓国ドラマあるある】「屋根部屋に住んでみたい」と思ったことがある人は、必見!

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マチュアリスト編集部

韓国ドラマが好きな人で、「一度は屋根部屋に住んでみたい!」と思ったことがある人は少なくないのでは? 部屋は狭くても、屋上のスペースが案外広くて、のびのびとしたイメージの屋根部屋ライフ。数々のドラマが繰り広げられた「屋根部屋」。その実際を、ソウル在住のライター鈴木ちひろさんに伺いました。想像以上に過酷なようです。

★韓国ドラマあるある 公園のあのシーン★

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屋根部屋の住み心地は

韓国ドラマに出てくるいろいろな住まいの中で印象的なのは、屋上に立っている家ではないでしょうか。低層ビルの屋上に、あとから建て増ししたように見える、あの「屋根部屋」です。

「ドラマでは何かと美化されて描かれているのが屋上のある住居、屋根部屋ですね。屋上でラーメンを食べたり、ギターで歌を歌ったり、植物をたくさん育てたり、にんにくの皮をむく内職をしたり……。貧しいながらも、こんな楽しい暮らしがあったのかと目を輝かせる鉄板のシチュエーションです」と鈴木さん。

「しかし現実には、屋根部屋は住み心地が悪いことで有名なんです。ドラマでは屋上で焼肉をしたり、星がきらめく夜空をながめたり、ロマンチックに見えますが、実際のところ、夏は暑くて冬は極寒!」

春は、最近の深刻な悩みである「ミセモンジ(PM2・5)」がひどくて洗濯物も外に干せないと、環境被害をもろに受けているそうです。

寒波が来る年は、漢江だけでなく海辺まで凍ることもあるそうです。氷点下の世界で、屋根部屋がどれだけ寒いことか!

また、屋根部屋は建築法を無視して建てられた物件が多いのも事実。あこがれだけでは住むのは難しいかもしれませんね。

現実の住まいとしてはサバイバル要素の多い屋根部屋ですが、山あり谷ありのドラマチックなストーリー展開を後押ししてくれます。

屋上で花を育ててみたい……

屋根部屋が舞台になっているドラマというと、『屋根部屋のネコ』『屋根部屋のプリンス』『シークレットガーデン』『ショッピング王ルイ』『主君の太陽』『野獣の美女コンシム』……、いずれも、屋根部屋に住んでいるのは、裕福ではないけれどしっかり者の女性でしたね。

ちなみに、対するお相手の男性は、財閥の御曹司だったり、ダメ男だったり……。

でも、『スタートアップ:夢の扉』はちょっと違って、屋根部屋を事務所として使っていました。屋根部屋から快進撃をする彼らの様子は、屋根部屋ファンからみると、新鮮な展開だったかもしれません。

屋根部屋から南山タワーが見えるかな。

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