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【50代のリフォーム】30年後も快適に暮らせる住まいの工夫とは? [リビング・ダイニング編]【2023年暮らし部門人気記事TOP5】

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ゆうゆう編集部

マチュアリストの2023年「暮らし部門」の人気記事をご紹介します。
※記事の初出は2023年10月。内容は取材時の状況です。
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中古マンションをリフォームし、好みの家具や小物を配置。インテリアのプロ、柳生千恵さんが目指すのは、50代の今だけでなく30年後も快適に暮らせる住まいと言います。老後を見据え、さまざまな知恵や工夫が凝らされています。

お話を伺ったのは
インテリアデザイナー&コーディネーター
柳生千恵さん

やぎゅう・ちえ●1964年生まれ、神奈川県鎌倉市在住。大学卒業後に住宅メーカーに就職。結婚後、夫の仕事で渡英。ヨーロッパのインテリアを学び資格を取得し、帰国後の98年よりフリーランスとして活動。2018年秋に現在の住まいに転居。長女は結婚し、夫と2匹の愛犬と暮らす。

ベースは「親世代にやさしい住まい」。インテリアで私らしいアレンジを

20帖以上ある広々としたリビング&ダイニング。ソファに座り愛犬とたわむれ、「ここにいるとほっとくつろげます」と笑顔がこぼれる柳生千恵さん。庭つきの一戸建てを引き払い、鎌倉の2LDKのマンションに住み替えたのは2018年の秋のこと。

実は、このマンション、もともとは80代の義母のために用意したものだった。中古マンションを購入して、義母が暮らしやすいように、柳生さんが間取りやデザインを考えてリフォームを手がけたのだ。

「高齢の女性が一人で住める家をつくっておけば、いずれ夫と私が年老いたときにも住めるだろうと。ところが、義母がここに移り住んで半年ほどで一人暮らしが難しくなり、施設に入居。空き家になってしまったので、まだ老後という年齢ではないのですが、予定よりだいぶ早く住み替えることになったんです」

段差をなくした床や、手を伸ばせば届く戸棚、やわらかな暖かさが足元から伝わる床暖房など高齢者にやさしいつくりは、50代の柳生さん夫婦が暮らしても快適だ。

「以前の戸建てより狭いですが、ちょうど娘も結婚して夫と二人なので2LDKで十分。使い勝手もよく、マンションはセキュリティの面でもラクですね。たまに庭が恋しくなりますが(笑)、このあたりは海も近く、環境もいいので、自然に触れたいときは散歩します」と、すっかり今の暮らしが気に入っている様子。

リビングの椅子とテーブルはイタリアのアンティーク。ソファ兼用のデイベッドは柳生さんがデザインしたもの。「ゴロンと横になってテレビを見たり。ここは私のくつろぎの場です」

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