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考え過ぎてしまう“悩み沼”から抜け出す考え方10 メンタルドクター Sidow先生がアドバイス

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雑誌「健康」編集部

「悩み沼」から抜け出す行動5

つい使っている口癖などの行動は気づかないうちに自分や相手を傷つけているかも。意識して行動を見直しましょう。

①よかったことを日記に書き出す

マイナス思考に陥っているときは、悪い出来事ばかりに着目してしまい、よかったことを忘れがちです。

一日にあったよいことを、日記に書き出してみましょう。悪いことばかりが起きているわけではないことが、認識できるはずです。

② 自分をいじめるような言葉遣いをやめる

「どうせ私なんて」「私には無理」などの口癖は、最初からよい結果につながらない、自分にはできないと決めつけている言葉です。

使っているうちに、物事に挑戦することも少なくなって、選択肢を狭めてしまいます。もし使っていたら、意識して使うのをやめましょう。

③「~べき」という口癖に注意する

「◯◯するべき」と考えている人は、会話にもこの言い方をすることが多い傾向にあります。言われた相手は、価値観が押しつけられていると感じることもあります。

そこで関係に摩擦が生まれることもありますので、言い方に気をつけましょう。

④逃げ込める場所や人など頼れる窓口を広げる

仕事一筋で人間関係も仕事関係に偏っている人は、仕事でストレスを抱えたときに逃げ場がなくなってしまいます。

ある程度広く浅く人間関係を保っておけば、何かが起こったときに頼れる窓口がたくさんあるので、1人で考え込むリスクが低くなります。

⑤自分と他人の意見を共存させる

考え方や価値観は人それぞれ違うことはわかっていても、自分の意見の正しさを強調したいとき、自分の価値観を他人に押しつけていることがあります。

押しつけるのではなく、自分と違う意見があっても否定せずに、互いの意見を共存させることが大切です。

次回は、人づきあいの最適手段「傾聴」について、ご紹介します。

※この記事は「健康」2024年春号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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