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【モノがあっても心地いい家】元ミス日本・伊藤千桃さんの実例「捨てられない性格だから整理や収納を工夫し、暮らしやすさをキープ」【前編】

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ゆうゆう編集部

バティックで季節ごとに彩りを添えて

伊藤さんはモノを捨てられない性分。食卓で使っている色褪せたガーデンチェアも座布団も、うまく使えないかと長年思案していたものだ。

「座布団は昔、友人から譲り受けたもの。上質な真綿で、丸洗いして干してみたらフカフカになったんです。ガーデンチェアにのせてバティックですっぽり包んだら、立派なダイニングチェアになりました」

バティックはインドネシア人のいとこのお土産と親族の墓参りで訪れたマドゥラ島の工房で買ったもの。

「秋冬はこっくりと深い色調に、夏は白地のさわやかな柄にと、季節ごとにイメージチェンジを楽しんでいます」

伊藤さんのお眼鏡にかなったものは、色調や風合いに統一感がある。だからこそ、ごちゃごちゃとして見えず、心地よい空間が完成している。

捨てられなかった古座布団と椅子は布を使って再利用

食卓の椅子は、古くなったプラスチック製のガーデンチェア。「古い真綿の座布団をのせてバティックで包んだら、よみがえりました」

茶器は種類別に三段かごにまとめて収納

茶器は庭仕事や家事の合間、ホッと一息つくティータイムのお供。かごは小さな器をコンパクトに収納でき、インテリアとしてもサマになる。

※この記事は「ゆうゆう」2024年5月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

撮影/橋本 哲 取材・文/坂口みずき

【後編に続く】

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ゆうゆう2024年5月号

今月の特集は「モノがあっても心地いい家」がテーマです。3つの実例では、思い出の品や捨てられないモノをセンス良く配置するコツを拝見。また、収納のプロには、今あるモノをすっきり見せる&しまうコツを教えてもらいました。どのコツも、ちょっとした工夫で見た目の印象がガラリと変わるものばかり。やってみよう、と思ったらさっそく実践を。
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