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「お片付けの8割は不要品の処分!」1日5分、3週間で【片付けられる人】になれるメソッド第3週目by人気ブロガーmocaさん

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moca(モカ)

1日5分、3週間で、片付けられない人が、片付けられる人に変わる「お片付けノート」。ついに3週間目に入りました! ここまできたあたなには「変化」が見られます。それは、不要品を見つける力がついたから。人気のブロガーで整理収納アドバイザーのmoca(モカ)さんに、3週目のノートの使い方を教えてもらいましょう。

3週目 不要品に見えてくる

最終週の3週目は、さらに片付けの視力が上がっていきます。今週は「たくさんある中から減らしてみる」、「なくても困らないものを減らしてみる」を意識しましょう。今まで処分の対象だと思わなかったものも、どんどん不要品に見えてくる時期です。

1〜2週目で見つけたような不要品は書き留めずに即処分!

【ヒント】
ハンガー類、収納用品、文房具、食器類、便利グッズなどに目を向けてみる!

思い出・趣味などの大事なもの

お片付けの中でもっとも難しいのが、思い出の品や趣味に関係したもの。この2つの処分はなかなか手がつけられないという方も多いと思います。

お片付けの目的は、日常を快適にするため。そして大切なものを愛でながら、思い出のものを思い出しやすく保管するためです。

思い出のものや趣味のものは、お片付けの最後の最後。片付け自体が止まってしまうのでまずは何も考えずに保留にしておいて大丈夫です。先に処分できる不要品は、いくらでも出てきますから! 生活するスペースを先に整えていくことで、心にも場所にも余裕が生まれ、思い出の品や趣味の品はそのまま納められるようになることもあります。

思い出の品や趣味のものを手放すかどうかを判断するポイント、手放し方などは、以下の通りです。

・プリントされた写真は写りがいいものを残す
・まるごとではなく厳選して残す(例:お雛様は男女雛の2体のみ残す、など)
・使う、使い切る(海外のお土産など)
・写真に撮って現物は処理する
・同好の士に譲渡する(フリマアプリやオークションを活用するなど)

お片付けノート3週目を振り返って

ここまで続けられた皆さん、本当におめでとうございます!

さて、1日3〜5個、この3週間で60〜100個以上の不要品が家からなくなりました! ノートに並んだものは、毎日「何か不要品はないか?」という目で見ていなければ、きっと今もそこにあり続けたものたちです。

それを日常の中で処分し続けられたこと、処分しても困っていないこと、ところどころ家の中がスッキリしてきたことも実感できたのではないでしょうか。

そして皆さんは、不要品の処分以上に必要だった、「不要品を見つける視力」と「自分のモノサシで判断する力」というスキルを手に入れました。この2つが自分のものになってからが、本当の意味でのお片付けのスタートです!

お片付けノート3週目を終えて……
3週間、不要品を探し続け、処分を続けたことで、自分がどう変化したか振り返りましょう。

1 あなたがお片付けノートを始める前と今、最大の変化は?

2 これから下記のものを見つけたらどうしますか?
・たまに使っていたもの →
・壊れていないもの →
・まだ中身が残っているもの →
・いただきもの →
・何かに使えそうなもの →

3「ものを大切にする」ということはどういうことだと思いますか?

4 今後も、ものの処分は続けていけそうですか?

3週間のお片付けノートは気づきの宝庫  整理スキルで行動が変化!

あなたがお片付けノートで手に入れた「不要品を見つける視力」と「自分のモノサシで判断する力」。これらは間違いなく、あなた自身の整理スキルです。

そして、この整理スキルを身につける過程で、同時に「行動の変化」が起きていることにも気づきましたか?

ものを使い切るようになる!

まず、ものをムダに増やそうとしなくなりましたよね。お片付けノートに「使い切り!」と処分の理由を書けた時は、爽快でうれしくなりませんでしたか? 「ものは使ってこそ!」を痛感した3週間だったでしょう。だからこそ、食料品や消耗品をムダにせず、使い切れるようになってきているはずです。洋服も、着る頻度が高いものだけが残り、満足するまで着用できるようになります。

買い物の仕方が変わる!

自分が高いお金を払って買ったものたちを処分することになってしまって、「自分の買い方、間違ってた……!」という反省もたくさんしたでしょう。この経験から、買い物の時に「本当に必要?」というワンクッションを入れて、ものを見定められるようになります。買い物の回数が減ると、ムダな出費も減る。1回の買い物に使う予算をあげることもできるので、結果として満足度が高い買い物につながっていきます。

ものの新陳代謝が始まる!

今後、まだまだ家の中に滞留していた不要品の処分を続けていくことで、だんだん自分が管理できる量までものが減っていきます。それから、「使い切って家から出ていくもの」が循環し、ものの新陳代謝が始まるんです。これがいわゆる「自分の適正量での心地よい暮らし」のスタートです!

リバウンドにさようなら

「お片付けの8割は不用品の処分!」ということ

お片付けのプロたちが言っていた、こんなに極めて当たり前のことを、今のあなたなら「本当にそれ!」と思えるはずです。

今のあなたは、片付けの先人たちと同じように、整理スキルを手に入れ、行動が変化してきています。もうリバウンドはありませんよ! 今日より明日、明日より明後日、その先もずっとあなたの家はスッキリキレイに整理され続けていくでしょう。

これからもラクに楽しく、お片付けを続けていきましょう!



※この記事は『お片付けノートで見えてくる! 大事なのは「捨てる理由」でした』moca(モカ)著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

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