私らしく生きる 50代からのマチュア世代に

人気記事ランキング 連載・特集

【ガーデニング】真っ赤なカラーが目を引く冬の定番鉢花!【シクラメンとポインセチア】を大事に育ててずっと楽しむ

公開日

更新日

光武俊子

冬の室内を明るく彩るシクラメンとポインセチア。お客さんを迎えることも多い時期に、切り花より長く楽しめる鉢花はコスパもよくて重宝です。贈り物としていただくこともあるかもしれません。季節が終わったらおしまい、ではなくて、せっかくなら長く美しく楽しめるように、お手入れのコツをチェックしておきましょう。

シクラメンは室内と戸外を使い分けて

シクラメンは花びらが上部に反り返り、まるでかがり火のように見えるユニークなフォルム。鮮やかな緑の葉の上にふんわり群れ咲く花がエレガントで、冬のお部屋が華やぎます。

大輪・中輪・小輪の3タイプがあって、価格帯も500〜6000円と幅広いものです。ミニシクラメンと呼ばれる500円ほどの小輪タイプ(草丈15㎝ほど)では、寒さに強く冬も地植えできるガーデンシクラメンも人気。

ビオラなどと寄せ植えして庭やベランダで楽しめます。室内で楽しむタイプとは耐寒性が違うので、お店で確認してから購入しましょう。

日当たりよく、暖房にご用心!

室内で楽しむタイプのシクラメンは、ガーデンシクラメンに比べて寒さに弱いとはいえ、冬の花なので8~15℃の温度が適します。暖房の入った部屋は暑すぎてNG! 日当たりのよい廊下や玄関、日中はベランダなどで風通しよく育てると、引きしまった株姿を保てます。

夜に温度が5℃を下回るときや北風が強く吹くときなどは、室内に取り込んだり段ボール箱をかぶせて保温しましょう。

水やりは、鉢植えの表土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと。できるだけ暖かい日の午前中に水やりします。年が明けたら、液体肥料を規定倍率で施します。

花が落ちたあとはタネを結び、花茎がクルクルとネジのように巻いて地表にタネを下ろします。その姿がとてもおもしろいのですが、タネをつけておくと次の花が咲きにくいので、花びらが落ちたら花茎を株元から折り取りましょう。

夏越しにも挑戦してみよう!

シクラメンは晩秋から園芸店に出回り始め、4月ごろまで花が咲き続けるので、コスパも抜群。さらに上手に夏越しできれば、何年も繰り返し咲いてくれるのは、意外に知られていません。

開花期が過ぎても鉢植えには水やりを続け、日によく当ててください。それでも夏までに葉が2~3枚しか残らなければ、梅雨ごろから水やりを止め、雨のかからない風通しよい日陰で夏越しさせます。涼しくなった10月ごろに水やりを再開すると、新しい芽が伸び始めます。

夏まで多くの葉が残っていたら、そのまま水やりを続けます。西日の当たらない半日陰に場所を移し、風通しよく夏越しすると、晩秋に蕾が出てきます。
1年目より花数は減るかもしれませんが、ナチュラルな株姿で楽しめます。

クリスマス以外も楽しめるポインセチア

赤と緑のコントラストが鮮やかで、クリスマスのデコレーションにぴったりのポインセチア。赤く色づくのは「苞(ほう)」と呼ばれる部分で、その中心に黄色い丸い花があります。苞は花びらではないので散らずに、美しい色合いが長く楽しめるのが特長です。

クリスマスカラーとして人気を誇ってきたポインセチアですが、近年はピンクやイエロー(ゴールド)、縁取りや模様の入る斑入りなど、バリエーションがとても豊富に! クリスマスだけでなく、年末年始や春まで室内を明るく彩ります。

メキシコ原産だから乾かし気味に

ポインセチアの原産地はメキシコの山間部。寒さや湿度が苦手です。日当たりのよい窓辺などで、気温10℃以上を保ちましょう。乾燥には強いので、鉢植えの表土が乾いてから1~2日おいて水やりするので大丈夫。間隔をあけて、水はたっぷり与えます。

土が湿っているのにしおれていたら、それは寒さによるものです。暖かい場所に移動してください。窓辺や玄関は夜に冷え込むので、カーテンの内側や部屋の中央に置きます。

5~9月は屋外で日によく当てる

草花のように見えるポインセチアですが、沖縄あたりでは数メートルに育つ常緑低木。5~9月は戸外の日当たりよい場所で育てて2年目も楽しんでみませんか。3~5月に根鉢を少しくずして、一回り大きな鉢に植え替え、色づいていた部分の枝を切り戻すのもおすすめ。

9~11月には夕方から翌朝まで段ボール箱をかぶせて、日長が短くなったと感じさせると、花芽がついて苞がまた色づきます。樹形が少し歪んでしまっても、新しい苗やコニファー(針葉樹)などと組み合わせて、クリスマスデコレーションをつくってもよいでしょう。

PICK UP 編集部ピックアップ