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50代からの髪をボリュームアップするヘアケア。意外なところで髪にダメージを与えているかも?

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植田晴美

クレアージュ エイジングケアクリニック総院長の浜中聡子先生にうかがう、マチュア世代の女性のための美髪レクチャー。第5回は、薄毛を進行させないためのヘアケアの基本です。自宅で毎日行うヘアケアは正しくできていますか? 薄毛の大敵は「刺激」。意外なところで、髪の毛に刺激を与えてしまっていないか、ヘアケアの最新情報を一度チェックしてみましょう。

★クリニックで受けられる薄毛の治療とは★

50代からの女性の髪の毛の悩み。クリニックで受けられる治療とは?

刺激が加わること、加齢によって抜け毛、薄毛は進行します

髪のツヤやハリがなくなり老けて見える、髪が細くなりボリュームダウンする、髪が抜けて薄毛が進行する要因は次のようなものです。

外的刺激

●紫外線
●ドライヤーの熱
●パーマや白髪染め、カラーリングを頻繁に行う
⇒髪の表面にあるキューティクルがはがれたり、キューティクルの形が乱れたりして、髪のパサつき、枝毛、切れ毛の原因になります。

加齢

●頭皮が薄くなる
●頭皮が乾燥しやすくなる
⇒毛根からの栄養が髪に届きにくくなります。
●髪質が変化する
●毛量が変化する
⇒薄毛になる、ヘアスタイルが決まらないなどの悩みが生まれます。
●男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が多くなり、毛穴が詰まる
⇒毛穴が詰まると、髪の成長が妨げられてしまいます。

薄毛の進行をできるだけ遅らせるためには、外的刺激を減らすこと。また加齢による影響をゼロにすることはできませんが、髪に合った正しいヘアケアを続けることで、悩みは軽減することができます。

ブラッシング、シャンプー、トリートメント、 正しいヘアケアの方法とそのメリットは?

ブラッシング

<メリット>
・ブラッシングによって、頭皮に刺激が与えられて、血行を促進する
・ブラッシングをすると、頭皮の脂分が髪の毛をコーティングして、髪にツヤが出る

<髪によいブラッシングのコツ>
★頭皮にやさしい、毛先が丸いクッションブラシを使いましょう。
★必ず髪が乾いた状態で行うこと。ぬれた髪をブラッシングすると、キューティクルが傷みます。
★力を入れ過ぎないこと。ブラシの毛先が頭皮に当たっているとわかるぐらいの力で行いましょう。
★朝だけでなく、夜もブラッシングを行いましょう。

シャンプー

<メリット>
・髪だけでなく、頭皮の汚れを落として、脂が詰まるのを防げる

<髪によいシャンプーのコツ>
★髪質に合ったシャンプーを選びましょう。
・髪が太くかための人は、アミノ酸系、ベタイン系保湿効果の高い洗浄成分で、ツバキオイル、ホホバオイル、シアバター、スクワランオイルなどの油性成分、グリセリン、セラミドなど保湿性成分の入ったシャンプーを選ぶとよいでしょう。
・髪が細くやわらない人は、アミノ酸にやや洗浄力が高めのオレフィン系、スルホコハク酸系などがブレンドされたもの、石けんシャンプーを使うとふんわりと仕上がります。ノンシリコンシャンプーも髪にハリ、コシを与えてくれるでしょう。
★シャンプーは毎日するのが基本です。
※脂が毛穴に入って固まると、髪は生えにくくなります。
★シャンプー前にブラッシングをして、頭皮の汚れを軽く落とします。
★シャンプーを直接髪につけて、泡立てる洗い方はNG。シャンプーは手に取り、軽く泡立ててから、頭皮につけるようにします。
★指の腹を使って、ていねいに頭皮全体をマッサージするように洗います。
★髪をゴシゴシと洗う必要はありません。
★シャンプー成分はきちんと洗い流しましょう。

トリートメント

<メリット>
・キューティクルを整え、髪をダメージから守る
・パーマや白髪染め(カラーリング)でダメージを受けた髪のパサつきを防ぐ

<髪によいトリートメントのコツ>
★乾いたタオルで、ぬれた髪の水分を軽く吸い取ってからトリートメントをつけると、より効果的です。
★トリートメントをつけるのは、毛先のみ。頭皮から5㎝ぐらいの部分には何もつけなくてOKです。
★トリートメントをつけたら、最低でも2~3分以上はおいてから、洗い流しましょう。
★「髪が傷んでいる」と感じたときは、タオルドライで使ったタオルをお湯につけてしぼり、髪に巻いて5分ぐらいおくスペシャルケアがおすすめです。
★トリートメントは 丁寧に洗い流しましょう。べたつきがなくなればOKです。

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