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月12万円で生活するショコラさんの老前整理とは?「大事なのはモノがないことではなく、 自分の心と身の丈に合った暮らしです」【前編】

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ゆうゆう編集部

心地よく住まうモノとの向き合い方

住まいの基本は、自分が心地よく暮らせること。

「部屋の中に色数が多いと雑多な印象になるし、狭く感じられる。私は落ち着いた雰囲気が好きなので生活雑貨は意識してモノトーンを選んでいます。柄物も好きなので、捨てられずにいた黒と白のブロックチェックのスカートは、手縫いでクッションカバーにリメイクしました。でも黒い家具や照明器具は部屋を圧迫してしまう。そこで家具類はぬくもりが感じられる木製のモノを中心にしています」

食器類も柄物と息子からのプレゼントなど、思い入れのあるモノだけに厳選した。好きな食器を使うと、それだけで食事がグレードアップすると笑う。

「暮らしの主体は自分です。『高かったから、ブランド品だから』などという世間的な価値観より、自分の価値観や好みを大切にしたい。お気に入りのモノと住まう、それが心地よさにつながると思うんです」

食器はシンク下の棚に収納。セットの食器を自分用と来客時用にばらして、自分用の1枚だけを上段へ。残りは下段へ。「普段は上段だけのあけ閉めですむのでラクです」

食器洗い洗剤とスポンジが収納できるディスペンサーも、ティッシュカバーもモノトーン。

小さなヤコブソンランプ。「ネットオークションで購入した北欧のライティングビューローに合わせました。木が好きで心が落ち着きます」

撮影/橋本 哲

※この記事は「ゆうゆう」2022年11月号増刊(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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