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驚異の77歳!ジーンズが似合う谷玉惠さんのルーティン【ウォーキング】は、ちょっと違う

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池内かずこ

「お尻アップ体操」を考案・指導している谷玉惠さんは、いま77歳。ミス・インターナショナル日本代表になった19歳のときからほぼ変わらない体型を保っています。谷さんのルーティンを教えていただくシリーズ。第1回「週3回の筋トレ」に続く第2回は「1万歩ウォーキング」です。谷さん式ウォーキングのポイントをお届けします。

PROFILE
谷 玉惠さん
(たに・たまえ)1945年東京都生まれ。19歳のとき、ミス・インターナショナル日本代表に選ばれる。1985年東京・青山にTAMAE・ヘルス&ビューティ研究所を開業。骨盤のゆがみを改善する整体・鍼・ダイエット体操等の指導を行う。2016年、古希を機に教室を閉じ、現在は、フリーランスの鍼灸治療家、健康運動指導士として執筆、講演、訪問治療等に、幅広く活躍。

海に向かって30分。急坂を上り降り

ウエストはほっそり、お尻はキュッと上向きで、メリハリのあるボディライン。スリムなジーンズに軽やかな身のこなし。とても77歳とは思えない谷玉惠さんは、「お尻アップ体操」を教え、鍼灸師として施術もしています。
そんな谷さんのルーティンのひとつが「ウォーキング」です。

「ウォーキングを始めたのは、コロナ禍で、筋トレに通うスポーツジムがお休みになったからです。ほとんど毎日、午前中に家の近くを1日1万歩以上、主人と一緒に歩くことが習慣になりました」

谷さんご夫妻が5年前に都心から住み替えたマンションは、海の見える自然豊かなロケーション。マンションのすぐ前も海ですが、さらに遠くのほうにも広々した海原が見えます。いつの間にか、自宅から海沿いの道がウォーキングコースになったといいます。

「海沿いに、流れるようにひたすら30分ほど歩いていくんです。途中に急なアップダウンの坂道があって、その上り坂がほんとにしんどいの。ウォーキングを始めたばかりの頃は、坂の途中で2回くらい休まないと息切れして、とても歩き続けられないほどでした。それでも、毎日続けるうちに、休まなくても上り坂を登れるようになってきたんです。酸素をたっぷり取り入れるウォーキングで心肺機能が高まり、脚力もアップして、上り坂もラクにクリアできるようになったのでしょうね。先日、山登りをしたときも、途中で休憩をせずに登れましたよ」

筋トレで筋肉を温めた後、ウォーキングなどの有酸素運動で脂肪を燃やすと、筋力、脚力、持続力がアップして、ダイエットにもつながる、と谷さん。家にこもりがちだったコロナ禍でも、ウォーキングをルーティンにすることで、筋力、体力を落とさずに、スタイルをキープし続けられたのです。

スマホの歩数計でチェック

谷さんがウォーキングの際に注意しているポイントを伺うと――。
「靴には気をつけて、ウォーキング用のスニーカーをはいています。スニーカーは、ハイカットのコンバースなど色違いでいろいろ持っていますが、ウォーキング専用のものでないと、脚が痛くなったりするので、使い分けるようにしています」

スマートフォンの歩数計アプリも必携グッズです。
「スマホの歩数計で、何歩歩いたか、時速何キロで歩いているか、必ずチェックしています。1日1万歩以上を目指していますが、海まで行って帰ってくると、軽く1万歩は超えますよ」

歩く速度にも細心の注意をはらうのは、健康運動療法士としての谷さんならではのこだわりです。
「とにかく、早歩きがいいですね。下り坂では、タッタッと走って降りる感じになってスピードが出るので、調子がいいと時速5.5~6㎞、平均して時速5㎞前後の早足で歩いています。遅くても時速4.5㎞を下回ることはありません。これからウォーキングを始めるなら、時速4㎞を目指すといいですね」

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