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冬の免疫力を上げる【腸活】今すぐ見直したい5ポイントとは?石原新菜先生がアドバイス

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雑誌「健康」編集部

④発酵食品と食物繊維をダブルでとる

乳酸菌などの善玉菌と一緒に、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖をとると、腸内でよく働くようになります。

最近では腸内細菌のバランスがよく、多様性に富んでいる状態が「腸内環境がいい」とされています。
さまざまな菌を取り入れるために、発酵食品は1つではなく複数食べるといいでしょう。
食物繊維もお忘れなく。

⑤トータルで7時間睡眠を目指す

睡眠時間が5時間未満の人は、7時間以上の人と比較して、風邪をひく確率が4倍以上だという研究報告が。

必要な睡眠時間には個人差がありますが、理想は7時間、最低でも6時間は必須。
夜だけで7時間の睡眠時間を確保できないという人は、昼寝や隙間時間の睡眠も含めてトータルで7時間の睡眠の確保を目指しましょう。

新菜先生が教える 感染症を予防する冬の過ごし方

いつも元気な新菜先生、風邪をひかずに冬を元気に過ごす秘訣は?

「紅茶の赤い色素、テアフラビンはウイルスの増殖を防ぎます。出がらしで入れた紅茶でもOKなので、紅茶うがいをしましょう。『風邪かも!?』と思ったら、早めに葛根湯を飲むのもいいですよ!」

●紅茶でうがいをする
●人混みに出るときはマスクをする
●手洗い&うがいは小まめに
●しょうが、にんじん、ねぎ、玉ねぎを食べる
●湯船につかる
●よく寝る
●室温を22〜26℃、湿度を50〜60%に保つ
●あめやガムをなめて唾液を出す

※この記事は「健康」2024年冬号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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監修者

医師

石原新菜

いしはら・にいな
イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法により、さまざまな病気の治療にあたっている。親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。日本内科学会会員。日本東洋医学会会員。著書に『やせる、不調が消える 読む 冷えとり』(主婦の友社)など多数。

いしはら・にいな
イシハラクリニック副院長。漢方医学、自然療法、食事療法により、さまざまな病気の治療にあたっている。親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。日本内科学会会員。日本東洋医学会会員。著書に『やせる、不調が消える 読む 冷えとり』(主婦の友社)など多数。

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