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中道あんの「年金プラス10万円を稼ぐ仕組みを構築中」

マチュア世代は、まず投資に必要な「タネ銭」を作ろう! お金の使い方を見直すことが、まとまった資産を築く第一歩に

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中道あん

浪費・消費・投資の考え方

お金を貯めるには「無駄使いをしない」に尽きます。とはいえ、どれも必要な費用で無駄なことはない消費支出だと思われているかもしれません。これは私の場合ですが、入会時は続ける気持ちでも、そのうちモチベーションが続かなくなったスポーツジムの月会費。もったいないとわかっているからこそ来月こそは行こうと継続。でも実際は利用しない。サブスクで購入したもののほとんどがそんな感じで、一つ一つは少額でも合算してみると軽く一万円以上に。そういう浪費を見直してできたお金を純金積み立てに投資しました。

また、買い物ついでにフラフラと雑貨屋さんに寄らないこと。100円や300円で買えるお店にいくと「あれば便利」ということで、ポイポイと買い物かごに商品を放りこんでしまいます。たしかに使うかもしれませんが、なくても大丈夫なものだってあります。

そういうことが「浪費」であると気づいてからは、均一のお店やプチプラの衣料品店には行かないようになりました。必要な時に、必要なものを、必要なだけ買うようにすれば、スマートな家計になります。

まずは長期で1000万円を貯めてみよう

そうして倹約したお金を含め、毎月5万円を貯めていけば、年間で60万円になります。もし、毎月5万円を貯め続け、この60万円を投資に回して年率5%で運用し続けると13年で1,000万円になります。

いろいろな誘惑のあるなかで、この資産1,000万円を作ることができたという習慣こそに価値があるし自信になるでしょう。

1,000万円あればリスクを背負って個別株投資や不動産投資することで、リターンも見込めることもあるでしょうし、起業しても事業に投資しやすくなります。実は、私もコツコツ貯めたお金をかき集めて賃貸物件を購入し不動産収入を得ています。

人は目標がないと走り続けられません。金融庁のHPでは『資産運用シミュレーション』ができます。資産運用シミュレーション : 金融庁ぜひ、あなたが貯金している金額が将来いくらになるのか試算したり、10年後あなたが目標にしたい資産に達するには毎月どれだけお金を残せばよいかを試算してください。

まとめ

収入の増えないなかで「お金」を残すのは、なかなか難しいでしょうが、無駄使いは塵も積もれば山となります。逆に、お金の無駄をなくして長期的に増やすことでまとまった資産を築くことも可能です。自分の老後にいくら必要か試算したうえで、家計の浪費を洗い出して、貯金に回す。労働と倹約をセットで考えてみましょう。

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