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【やせ体質になる朝ごはん】とは? 50代からのダイエットは体内時計に合わせて食べる!

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望月理恵子

「最近、太りやすくなった」「体重が増えたまま、戻らない」というお悩みはありませんか。食事を抜くのではなく、食べるダイエットをご紹介します。「やせる時間」を利用して、「何をどれだけ食べるか」よりも、「いつ何を食べるか」に注目。今回のテーマは、朝ごはん。朝食をしっかり食べるとやせやすくなる、というのです! 管理栄養士の望月理恵子先生に教えていただきましょう。

朝食を食べると体内時計がリセットされる

朝食は、頭と体を活発に始動させる栄養源であり、1日のスタートラインです。朝食を食べること自体が刺激になり、眠っていた内臓が目覚め、体温も上昇して睡眠モードから活動モードへと切り替わり、体内のサブ時計(※)をリセットしてずれを修正してくれます。

朝食は、体内時計(※)のずれをリセットするのにふさわしいのです。
起床後1時間以内、8時か9時までに朝食を食べれば理想的です。

このとき、脳のエネルギー源となる炭水化物と、体温を上げるたんぱく質をセットでとることが、サブ時計を効果的にリセットする重要なポイントです。

そこで、朝食におすすめしたいのは、BLTサンド。ベーコン、レタス、トマトのサンドイッチです。

※【体内時計】【体内のサブ時計】の乱れはダイエットの大敵!

私たちの体の中には体内時計があり、1日24時間の地球の動きに合わせて生体リズムを刻んでいます。

体内時計がずれると、生体リズムが乱れて、自律神経やホルモンが乱れます。食欲増進ホルモンが増え、食欲抑制ホルモンが低下するなどして肥満を招くのもその影響。体内時計のずれは、ダイエットの大敵といえます。

体内時計は、脳にメインの時計があるほか、内臓や筋肉、皮膚などにサブ時計がいくつもあります。

「たんぱく質+炭水化物」のコンビが重要

パンの炭水化物は脳のエネルギー源となって寝ている脳を起こし、ベーコンのたんぱく質は、睡眠中に低くなった体温を上げて代謝を高め、体を活動的にするとともに、やせやすくしてくれます。

この2大栄養素のコンビネーションが、体内時計を上手にリセットして、頭と体(脳や内臓、 筋肉など) がアクティブに働く準備を整えてくれるというわけです。

レタスとトマトは、血糖値の急上昇を抑え、便秘の改善にも役立つ食物繊維や、体調を整えるビタミンも豊富です。

「BLTサンドはお昼に食べているわ」という人は、少しずらして朝ごはんに食べるとベストです。BLTサンドのかわりにベーコンエッグとトースト、ソーセージやハムトーストなどでもOKです。

朝食を食べない人は太りやすい

お米派の人は、卵かけごはんでもいいでしょう。「朝は時間がない」という人でも、 手軽に食べられます。

忙しくてなかなか朝食を食べられない、という人は要注意。朝食を食べる日が少ないほど、太りやすいと報告されています。 朝食を食べないと熱がつくられにくいので、 基礎代謝が減少するためです。

また、カロリー不足や炭水化物が少ない朝食では体内時計が早く進むことがわかっています。 そうすると、夕方に眠くなったり、深夜に目がさえたり、深夜の暴飲暴食などにつながるなど、肥満の原因になってしまいます。 朝食をしっかり食べればやせやすく、健康な体をキープできるのです!

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