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2023年はお金を【貯める体質】に筋トレを!マチュア世代は2024年のNISA改正に備えたい

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中道あん

人生100年時代というなら、50代はまだ半ばですね。忙しい毎日を過ごしている50代のみなさんは、5年後、10年後が見えていますか? わかっていることは、のんびり隠居なんて夢物語ということ。それなら不安を抱えたままにしないで、何かできることをしたい! トップブロガー中道あんさんに教えてもらいました。

50代、お金の不安をなくそう

私は、自営業者なので、お金にはシビアな側面を持っています。サラリーマン時代は、毎月きちんとお給料を振り込まれていたので、その範囲内で暮らしていれば、たとえ月末に銀行残高が「0」であっても、翌月には自動で増えます。でもそれは、すごい綱渡り的な生活であり危険ですが、サラリーマンだとどうにかなっちゃうんですよね。

その点、自営業者はそうはいきません。稼げなければお金は入ってこないのですから、自然と「お金」と向き合うようになります。全部を使っちゃう!なんて浮かれポン吉では、不測の事態が起きたときにたちまち困ってしまいます。

日本人は世界の中でも「貯金好き」と言われていますが、実際は無貯金世帯も多いそうです。

暮らしてはいけるかもしれませんが、「自分のやりたいこと」ができた時にお金がなければ、ないことを理由に諦めなくてはならない場面もでてくるでしょう。

これまで、家族のために生きてきた人生から、やっと自分のためだけに生きられるようになったのに、本当にお金が必要な時に「出せない」ことほど情けないことはないです。

そのために「貯金」はほんとうに大事だと思います。

私が、すんなり起業できたのも、ある程度の貯えがあったからです。たとえ失敗しても1年くらいは働かなくても食べていけるだけのお金があったことが、起業への不安を和らげてくれました。人生崖っぷちの方が、自分がもっている以上のエネルギーを放出できます。ほら、よく火事場の馬鹿力というたとえがあるじゃないですか。でも、それを邪魔するのが「不安」だと思うのです。不安を抱えたままでは、体が重すぎて前に進もうとしても進めないんです。「不安」ってほんとに厄介です。ただ「お金の不安」だけは、貯めればいいんだから解消しやすいです。

ぜひ、貯金が苦手な人は今年から貯める体質に筋トレしていきましょう。

貯めるコツは先取り目的別貯金

貯金のコツは、残ったら貯金するのではなく、初めからないものとして貯めていくことです。

私の場合は、積立NISAや個人年金、銀行の積立定期預金、へそくり銀行預金などがあります。収入からまとまったお金を一つの方法で貯めるやり方は、成果がみるみる見えるので貯めるためのモチベーションを保ちやすいし、管理も簡単です。

でも、「お金」は使うために貯めるものだと思っているので、目的別に分けて貯めています。例えば、へそくり口座というのは、贅沢したいときに使うための貯金です。お金を使うことへの罪悪感が薄れるのでおススメの方法です。

銀行の積立定期は、サラリーマン時代からやっている、1回の飲み会分を参加したつもりで貯めていた習慣を継続しています。ボーナス時期にはその10倍を貯金します。すべて自動積立なので、知らぬ間に貯まっていきます。こちらは、なにかあった時のための貯金です。

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