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紺野美沙子さんのご機嫌の秘訣。「旬のものをおいしくいただく。そんな当たり前にこそ、幸せってあるんですね」

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雑誌「健康」編集部

非の打ちどころのない優等生……に見えて、実は天然要素もあり。ユーチューブ「ちょうしに乗っていこう!」では歌って踊るはじけた一面も。多面的な魅力から目が離せない紺野美沙子さんに還暦過ぎても元気でご機嫌な秘訣を2回にわたり伺いました。第1回は、無理せず楽しく、のんびり暮らす日々の様子を語っていただきます。

還暦過ぎて 体の変化を感じる日々

デビュー当時からの清楚で透明感のある「お嬢さん」イメージは健在。
還暦過ぎとは思えないみずみずしさが魅力の紺野さんです。

「そんなわけないじゃないですか〜。年齢による変化を日々、感じていますよ」
笑う紺野さんに、「近くが見えにくいなんてこともあるんですか?」とお尋ねすると……。
「もちろん。でも、この『健康』は文字が大きくて、メガネなしでも読めますね!」とうれしいお言葉。

「最近は、人の名前やお店の名前、映画のタイトルなど、あらゆる名前が出てこなくて……。森山良子さんが歌う、もの忘れを扱った曲『AleAle Ale』みたいに、『あれよ、どれよ? それよ』みたいなことがしょっちゅうです。家では2階から1階に下りてきて『私、何しにきたんだっけ?』とか、忘れないようにメモしようとしたことを『あれ? なんだっけ』と忘れてしまったり」

女優さんでもそういうことがあると知ると、ちょっと安心します。
「でも、引き出しの奥から見つかるように、あとからぽろっと出てくるんですよね、不思議なことに」

朝、出てこなかった名前を夜、突然思い出すなんてこと、ありますね。
「脳からなくなっているわけじゃないんですよね。これが老化という変化なんだなって」
 老化を嘆いたり憂えたりするのではなく、誰にでも起こる変化として受け止める、そんなおおらかさこそ、紺野さんがすてきに年を重ねている秘訣とお見受けしました。

好きなことに紐づけて楽しく脳トレ

2020年に紺野さんの夫が富山県氷見市の副市長になり、紺野さんは現在、ご自宅のある横浜と氷見を行ったり来たりの生活です。予想していなかった二拠点生活、どのような暮らしなのでしょうか?

「今は月の3分の1くらいを氷見で暮らしていますが、家事はどこにいても同じなので、そういう意味では大きな変化はないんです。ただ、地方は生産地と消費者の距離が近いので、旬の食べものを新鮮なうちにいただけるのは幸せです。

例えばタケノコなら西田地区というところのものが上質とされていて、4月になるとソワソワします。産直市場で買った掘りたてをゆでて昆布じめにしたり、天ぷらにしたり、タケノコごはんにしてありがたくいただいています。
山菜も種類が豊富ですし、魚で季節を知るというのも初めての経験でした」

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