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給与明細の正しい見方とは? 差し引かれる社会保険料、税金の額をしっかりチェック!

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ゆうゆう編集部

給与とともに受け取る明細。最近では、ウェブ上でいつでも確認できるようになるなど、電子化が進んでいます。便利になったことで、「口座への振込額しか確認しない」「明細はほとんど見ない」といった方も増えているのではないでしょうか。そこで今回は、給与明細の見方について、社会保険労務士の北村庄吾先生にわかりやすく解説していただきました。

こちらもどうぞ。あなたの「最低賃金」知っていますか?  制度を理解して、給与明細を確認しよう

3つの項目

給与明細の様式は会社によって異なりますが、その多くは「勤怠」「支給」「控除」の3項目で構成されています(表1)。

❶「勤怠」

「勤怠」欄では、勤務実績が確認できます。いくつもの項目が並んでいますが、「出勤日数」や「残業時間」など「支給」の対象となる項目と、「欠勤日数」や「遅刻他時間」など「控除」の対象となる項目の2つに分けられます。

給与のベースとなる部分ですから、しっかりご自身の働きぶりを振り返りましょう(表2)。

❷「支給」

「支給」欄では、「勤怠」の実績に応じて、会社から支払われる給与が確認できます。給与のベースとなる「基本給」と各種手当の2種で構成されている場合が多く、これらを合算したものが支給額となります(表3)。その額や計算方法は、雇用契約書や就業規則、賃金規程で確認できます。

なかでも、残業手当のように毎月額に変動があるものは特によく確認しておきたい項目です。どのような方法で計算されているのかしっかり把握しておきましょう。

❸「控除」

控除」欄では、支給額から何が差し引かれているかを確認できます。大別すると、社会保険料と税金の2種で、これらを合算したものが支給額から差し引かれます(表4)。

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