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相島一之さん思い出の一曲「10代の頃に熱狂し、60歳を過ぎた今も素晴らしいと感じる名曲です」

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ゆうゆう編集部

2010年には念願のブルースバンドを結成した俳優の相島一之さん。中高生時代に出会って熱狂し、今も「特別な存在」と感じているバンドとその楽曲とは?

こちらもあわせてお読みください。相島一之さんが出会ったこの音楽「エリック・クラプトンがブルースの世界へ誘ってくれました」

PROFILE
相島一之さん

あいじま・かずゆき●1961年、埼玉県生まれ。
立教大学在学中より演劇を始め、三谷幸喜氏主宰の東京サンシャインボーイズを経て、現在に至るまで舞台、ドラマ、映画などで活躍中。昨年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が話題に。
音楽にも造詣が深く、2010年にバンド「相島一之&THE BLUES JUMPERS」を結成。作詞とボーカル、ハーモニカを担当している。

10代の頃に熱狂し、60歳を過ぎた今も素晴らしいと感じる名曲です

前回(相島一之さんが出会ったこの音楽「エリック・クラプトンがブルースの世界へ誘ってくれました」)は、エリック・クラプトンとブルースロックへの熱い想いを語らせてもらいましたが、そもそも僕がクラプトンを知ったのはビートルズがきっかけです。当時、4歳上の姉はビートルズが大好きで、姉の部屋で聴かせてもらううちに、僕もすっかりビートルズにハマりました。

でも、中高生の限られたお小遣いではビートルズの全曲は手に入れられない。FMの深夜放送で曲をフルで流すという番組があって、エアチェックしてカセットテープに録音して聴いてましたね。

ビートルズの楽曲はすべて好きですが、強いて1曲だけ挙げるなら……、「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」かな。「ギターは泣いている」という意味なんだけど、本当に泣いているようなギターを弾いていたのが実はジョージ・ハリスンの親友、エリック・クラプトンなんだよね。いやぁ、本当に熱狂しました。

僕は10代の頃、人生に悩んでいました。僕が通っていた高校は進学校で、周りは頭のいい子ばかり。僕はその中で勉強する意味を見失っちゃって、1年生の頃からどんどん落ちこぼれていったんです。「こんな自分に生きる価値はあるんだろうか」。そんなことを考えていたとき、ロックだけが僕に「生きてていいよ」と言ってくれている気がしました。僕を〝生きる〟ほうに引っ張ってくれたのがロックだったんです。

ビートルズはロックのお手本みたいなバンド。ギター一本で世界のトップに立てると具体的に示したグループです。ベストアルバム“赤盤”を聴くだけで、なんて幸せな気持ちになるんだろう、なんでこんなに高揚感に包まれるんだろう。それはやっぱりロックンロールの楽しさを、ビートルズが体現しているからだと思います。

「イエスタデイ」「ヘイ・ジュード」「レット・イット・ビー」……。彼らの音楽は今も色あせず、どの曲も素晴らしいとしか言いようがない。60歳を過ぎた今も、僕にとってビートルズは特別な存在です。

ザ・ビートルズ 「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」

1968年に発売されたアルバム『ザ・ビートルズ』に収録。作詞・作曲はジョージ・ハリスンで、クレジットには記載されていないものの、ジョージの親友であるエリック・クラプトンがリードギターを演奏している。

相島一之さん最新情報 男だらけの不条理劇、舞台『う蝕』に出演

相島さんをはじめ、6人の実力派俳優が顔をそろえる舞台『う蝕(しょく)』。荒れ果てた町で遺体の身元確認のために集められた歯科医師たちをめぐる不条理な人間ドラマだ。兵庫、愛知でも公演あり。

出演/坂東龍汰、近藤公園、綱 啓永、正名僕蔵、新納慎也、相島一之
日程と会場/2024年2月~3月(東京・シアタートラム)
問い合わせ/世田谷パブリックシアターチケットセンター☎03-5432-1515

※この記事は「ゆうゆう」2024年1月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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