【ねぎの保存方法】辛みがやわらぎ、青い部分も食べやすくなる保存方法とは?
ねぎは長いのでそのままだと冷蔵庫に入りづらいですが、使い方によっていろいろな保存方法が可能です。料理研究家の沼津りえさんに、おいしさをキープする保存方法を教わりましょう。ねぎのツンとくる辛味は硫化アリルという有効成分によるもので、揮発性があり、水溶性です。効率よく摂取したい場合は、食べる直前に刻み、水には長時間さらしすぎないように!
常温保存
ねぎは洗わずに、そのまま保存しましょう。水けは厳禁です。まるごと紙袋に入れて、立てて保存します。
常温での保存期間は1週間が目安。
冷蔵保存
ぬらしたキッチンペーパーに包んでポリ袋に入れて冷蔵を。
保存期間は10日間が目安です。

または、使いがってのいい小口切りにして、容器に入れ、冷蔵してもOKです。
冷凍保存

少し厚めの斜め切りにし、ポリ袋に入れて冷凍を。または小口切りにし、容器に入れ、冷凍しても。
冷凍の保存期間の目安は1カ月です。
冷凍すると少し食感がやわらかくなるので、ねぎの甘みを楽しみたいみそ汁やなべ料理などに使うのがおすすめです。
かたくなりがちな青い部分は、冷凍すると逆にやわらかくなり、ねぎのくさみもなくなります。
解凍方法

冷凍庫から出したらできるだけ早く使用します。そのままグリルでじっくり焼いて食べると、甘みも抗酸化力も倍増します。
天日干し

ねぎの青い部分を小口切りにし、キッチンペーパーを敷いた上に広げ、天日干し。うまみが凝縮されます。
干したねぎは、冷蔵で2週間の保存が目安。
青い部分はねぎみそに
ねぎ1本分のみじん切りをごま油大さじ1でしっかりいため、みそとみりん各大さじ1で味つけすれば、ねぎみそのでき上がり。容器に入れて、冷蔵・冷凍保存可能。ゆでた大根や熱々ごはんにのせたり、いため物の調味料として。
ごま塩漬け

材料と作り方
(作りやすい分量)
ねぎ1本はみじん切りにし、ごま油大さじ1、塩小さじ1/2を合わせたものとともに保存容器に入れ、まぜて冷蔵保存を。冷蔵で1週間の保存が目安です。
※この記事は『食材保存大全』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。
